News Release
2023年9月26日
ホライズン・オーシャン・マネジメント株式会社
海洋エンジニアリング株式会社
国内洋上風力発電事業における測量・調査・点検業務(水中部)にて
ホライズン・オーシャン・マネジメントと海洋エンジニアリングが業務提携に合意
ホライズン・オーシャン・マネジメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:高木 伸幸/以下、HOM)および海洋エンジニアリング株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:鬼頭 毅/以下、海洋エンジ)は、この度洋上風力発電事業における水中部の測量・調査・点検業務(水中部)に関する業務提携(以下、本提携)に合意しました。
政府は「洋上風力産業ビジョン(第1次)」(2020年12月公表)にて洋上風力の具体的な導入目標(2030年までに10GW、2040年までに30~45GW)を示しました。また2022年12月より秋田県にて国内での大規模洋上風力発電施設が商業運転を開始しました。
洋上風力発電施設の設置・運転・維持管理を行うためには、様々な測量・調査・点検業務が必要となります。従来の陸上風力発電設備とは異なり、海洋空間・水中に於いての業務が必要となりますが、洋上風力の先進地域である欧州とは異なり、Oil &Gas産業に乏しい我国に於いては、本サービスの構築が喫緊の課題となっています。また漁業者を含めたステークホルダーとの共生・協調も本サービス提供を行う上では欠かすことが出来ません。
本提携により、HOMが有する欧州での測量・調査・点検に関する知見・ノウハウ・最先端技術を取り入れると共に、海洋エンジが培った経験・ステークホルダーとの共生のノウハウを活用し、日本に於ける高度且つ競争力がある測量・調査・点検業務(水中部)を構築・提供致します。本業務提携に於いては、HOMが風力発電事業者または施工会社からの元請けとなり、海洋エンジが船舶手配・海洋に於ける実作業を担当します。また海洋エンジからHOMへの出向受入、同社が保有・運行する船舶の優先的使用も行います。
本提携により、風力発電事業者または施工会社は測量・調査・点検業務(水中部)の依頼先が元請1社のみとなり(複数の会社に依頼することなく)、かつ洋上風力発電施設の安定的かつ効率的な稼働を実現することが可能となります。
■HOMの概要 社名 ホライズン・オーシャン・マネジメント株式会社 代表者 代表取締役 高木 伸幸 所在地 東京都港区1-3-40 天翔オフィス麻布十番905 設立年月日 2021年4月 事業概要 洋上風力設備メンテナンス(点検補修)、購買から施工におよぶ品質管理サポート、 洋上風力事業組成段階からの事業者支援 株主構成 三井物産株式会社 51%、株式会社北拓 49% |
■海洋エンジニアリングの概要 社名 海洋エンジニアリング株式会社 代表者 代表取締役社長 鬼頭 毅 所在地 東京都台東区台東4丁目28番11号 設立年月日 1969年11月 事業概要 沖合域/沿岸域での海洋調査、各種海洋・水産コンサルティング等 |
■HOMについて
HOMは三井物産株式会社と風車メンテナンス事業国内最大手の株式会社北拓により設立された、洋上風力発電設備の点検・メンテナンス事業会社です。
北拓および三井物産グループが培ってきた風力発電設備のメンテナンスノウハウと三井物産の国内顧客基盤を活かし、国内洋上風力発電事業者に、風車から基礎構造部に至るまでの設備点検・メンテナンスサービスを包括的に提供します。また、風力発電設備の資機材調達における品質管理・検査業務の代行サービスなど幅広い事業展開を通じ、競争力があり強靭な洋上風力の国内サプライチェーンの形成・充実に貢献することをめざします。
詳しくは、HOMのウェブサイトをご覧ください。
■海洋エンジについて
海洋エンジは、海洋環境の総合コンサルタントとして「企画・提案」「調査」「整理・分析」を一貫して実施する会社です。民間調査会社で唯一海洋調査船を所有し、海洋調査事業をメインとして沿岸域から沖合の大深海まで、海洋にかかわるトータルエンジニアリングを提供しています。
詳しくは、海洋エンジのウェブサイトをご覧ください。
■本件に関するお問い合わせ先
ホライズン・オーシャン・マネジメント株式会社
事業開発部長 細田
〒108-0073 東京都港区三田1丁目3番40号 天翔オフィス麻布十番905
TEL 070-8820-6736
海洋エンジニアリング株式会社
営業部
〒110-0016 東京都台東区台東4丁目28番11号
TEL 03-5846-0771 (営業部直通)
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